技術(shù)革新と省エネ・排出量削減により洛陽モリブデンを世界一流の鉱業(yè)グループに
技術(shù)革新と省エネ・排出量削減により洛陽モリブデンを世界一流の鉱業(yè)グループに 洛陽欒川モリブデン業(yè)集団株式有限公司 常務(wù)副総経理 李 発本
洛陽欒川モリブデン集団公司の概要 1969 年に創(chuàng)業(yè)した洛陽欒川モリブデン業(yè)集団公司 は、主にモリブデンとタングステンの採掘及び選鉱、 製錬、製品加工を行う大型総合鉱山企業(yè)であり、傘 下に支社、子會(huì)社、株式支配権を有する會(huì)社、資參入 している會(huì)社等合計(jì)16 社を擁している。現(xiàn)在、1 日 當(dāng)たりの採掘・選鉱能力30,000t、1 年當(dāng)たりのモリブ デンの製錬能力15,000t、酸化モリブデンの焙焼能力 20,000t、年間製品加工能力1,000t、1 日當(dāng)たりの灰重 石回収能力30,000t という中國最大のモリブデン生産 企業(yè)である。埋蔵量では、同グループの三道莊鉱山の モリブデン埋蔵量が世界の上位を占め、タングステン 埋蔵量は世界第2 位となっている。 洛陽モリブデンは豊富な資源と優(yōu)れた管理システム によって業(yè)績を伸ばし、収益も年々増え、全國大企 業(yè)集団トップ500 社の68 位にランキングされ、全國 収益トップ200 社の90 位で、河南省では唯一100 位 以內(nèi)にランキングされた企業(yè)となっている。2007 年4 月に香港での株式上場を果たし、その後の企業(yè)価値は 既に800 億元を超え、世界の鉱業(yè)分野トップ500 社の 30 位にランキングされている。 2003 年から2007 年までのグループの販売収入額は 181.83 億元、利益総額は70.97 億元、輸出による外貨 創(chuàng)出額は640 百萬US $、納稅総額は44 億7,000 萬元 と跳躍的発展を遂げ、中國モリブデン業(yè)界の新たな リーダーとして各國同業(yè)者の注目を浴びている。 以下、洛陽モリブデンの現(xiàn)況について數(shù)字を使って 紹介する。 プロジェクトと生産能力の拡大によって、目下の1 日當(dāng)たりの採掘・選鉱能力を30,000t に、モリブデン 鉄の年間生産能力を12,000t に、酸化モリブデンの年 間生産能力を20,000t にし、國內(nèi)最大の生産規(guī)模と生 産能力を誇る。 資産運(yùn)用戦略を強(qiáng)化し、最短の時(shí)間で香港証券取引 所メインボードへの上場を果たし、香港H 株上場最短 記録を更新した。株式引受率は94.5%に達(dá)し、香港市 場の上場企業(yè)のトップである。IPO 調(diào)達(dá)総額は8,100 百萬HK $(香港ドル)で河南省過去最高を記録した。 國際的な新技術(shù)である非安定型硫酸製造技術(shù)を?qū)?BR>して製錬排煙対策を施し、全國初の環(huán)境配慮型モリブ デン製錬プラントを建設(shè)した。これにより製錬プラン トの排煙がほぼゼロエミッションとなり、國の排出基 準(zhǔn)を満たす全國唯一のモリブデン製錬プラントになっ ている。 國內(nèi)トップレベルの研究センターには1,200 萬元余 の試験設(shè)備があり、研究開発用ハードウェアではレア メタル業(yè)界屈指である。同センターは國から國家級モ リブデン・タングステン材料製品加工研究所に認(rèn)定さ れている。 技術(shù)革新により國內(nèi)で唯一の25㎏モリブデンの引 抜加工ラインを開発した。この加工ラインは中國有色 金屬協(xié)會(huì)によって2007 年科學(xué)技術(shù)賞一等賞に選ばれ ている。 2007 年、グループの生産と経営は安定かつ大幅な 成長を?qū)g現(xiàn)した。利益総額は30 億元で河南省工業(yè)企 業(yè)のトップを占めた。 また、中南大學(xué)と共同で空洞処理技術(shù)を開発した 「潛在的危険性のある金屬鉱物資源の安全採掘及び災(zāi) 害コントロールに関する研究」は、2007 年の科學(xué)技 術(shù)コンテストで國家科學(xué)技術(shù)進(jìn)歩賞二等賞に選ばれ た。なお、獨(dú)自に開発した內(nèi)熱式回転爐を用いた製錬 技術(shù)とモリブデン精鉱の回転式フラッシュ蒸著直燃型 焙焼法は第9 回全國技術(shù)発明賞一等賞に輝き、河南省 科學(xué)技術(shù)庁によって國內(nèi)モリブデン製錬業(yè)の新技術(shù)に 認(rèn)定された。広範(fàn)囲において技術(shù)改造とグレードアッ プによって設(shè)備レベルが年々向上し、目下、國內(nèi)第一 位、世界的にもトップレベルにある。また、中周波數(shù) 帯焼結(jié)技術(shù)を改良して國內(nèi)最大の焼結(jié)容量を持つ中周 波數(shù)型焼結(jié)爐を製造している。さらに、國內(nèi)初の新し いスクリュー式押し出し成形技術(shù)を開発し、製品品質(zhì) が大幅に向上した。なお、制度やシステム、運(yùn)転モデ ル等の面でも刷新及び改善を図った結(jié)果、市場経済へ の適応が可能な管理システムがほぼ整備され、経営管 理の規(guī)範(fàn)化と管理レベルが向上している。管理能力も 高く評価され、「全國企業(yè)現(xiàn)代化管理成果國家級二等 賞」に選出されている。 2008 年年初から6 月までの同グループの営業(yè)総額は 50.02 億元、利益総額は17.40 億元、輸出による外貨創(chuàng) 出額は122 百萬US $、納稅額は11.34 億元に達(dá)し、世 界をリードする大型先進(jìn)鉱業(yè)グループに向けてより著 実な一歩を踏み出している。 Ⅱ-4-2. イノベーションで企業(yè)の総合力をアップ イノベーションは洛陽モリブデンが安定成長してい くための原動(dòng)力であり、企業(yè)活力を維持するための源 泉となる。當(dāng)グループはその成長過程において常に科 學(xué)的発展観を堅(jiān)持し、科學(xué)技術(shù)に裏打ちされた強(qiáng)大な 企業(yè)を創(chuàng)出するという戦略の下で、積極的にイノベー ションを推し進(jìn)め、先進(jìn)的かつ適用的な新しい設(shè)備・ 材料・製造プロセスを使ってきた結(jié)果、注目に値する 経済効果と社會(huì)利益を生み、世界トップレベルの技術(shù) を有するモリブデン生産企業(yè)への成長を果たした。 (1)先進(jìn)的かつ安全な大型露天掘り鉱山を?qū)g現(xiàn) 露天掘鉱山の建設(shè)においては先進(jìn)的な技術(shù)と管理理 念を以って取り組んでいる。露天掘鉱山の建設(shè)は2001 年・2002 年・2005 年に跳躍的発展を遂げた。2001 年 の1 日當(dāng)たりの生産能力は5,000t であったものが、 Ⅱ-4. 技術(shù)革新と省エネ・排出量削減により洛陽モリブデンを世界一流の鉱業(yè)グループに 洛陽欒川モリブデン業(yè)集団株式有限公司 常務(wù)副総経理 李 発本 (687) 102 2009.1 金屬資源レポート 中國タングステン・モリブデンフォーラム海外情報(bào)紹介 2002 年には8,000t、2005 年には15,000t にまで達(dá)し、 その後8 か月も経たないうちにさらに30,000t となり、 予定よりも21 か月早く生産目標(biāo)を達(dá)成させた。この 間に先進(jìn)的な坑道発破技術(shù)を用いて、河南省過去最大 規(guī)模の発破を3 回にわたっている。特に2004 年5 月 22 日の「中原最大の爆破」における爆薬の充填量は 700t を超える規(guī)模となった。なお、同技術(shù)は河南省 科學(xué)技術(shù)庁の技術(shù)鑑定に合格している。露天掘発破法 に関して研究開発された「露天掘・ベンチカットにお ける深孔発破新技術(shù)」は國の非鉄金屬工業(yè)科學(xué)技術(shù)賞 一等賞に評され、省冶金建材産業(yè)科學(xué)技術(shù)進(jìn)歩賞では 二等賞を受賞している。また、施工管理面でも思い切っ た改革を行い、剝土工程を外部に発注することで建設(shè) 投資を節(jié)約し、剝土作業(yè)が加速された。 古く多數(shù)の小規(guī)模な亂掘に等しい坑內(nèi)掘が行われた という歴史的な原因から、露天掘採掘範(fàn)囲內(nèi)には不規(guī) 則な空洞が大量に存在し、鉱山採掘の安全性という面 で大きな脅威となっていることから、一時(shí)期露天掘鉱 山は権威筋から採掘禁止を言い渡されていた。そのた め、同グループが行った「三道莊鉱山露天採掘範(fàn)囲內(nèi) の空洞処理に関する試験研究」は省冶金庁科學(xué)技術(shù)賞 一等賞に評された他、市科學(xué)進(jìn)歩賞二等賞、省科學(xué)進(jìn) 歩賞三等賞を受賞した。また、「坑道発破処理及び複 雑な大規(guī)模空洞の研究プロジェクト」を?qū)g施し、大規(guī) 模な空洞処理技術(shù)を掌握することになった。中でも震 動(dòng)落下作用を使った技術(shù)は國內(nèi)初のものであり、國內(nèi) 外の同類鉱山での普及が期待できる。なお、同技術(shù)は 河南省科學(xué)技術(shù)局の専門家による技術(shù)鑑定に合格して いる。 鉱山生産の安全性を確保し、鉱山の資源利用率を高 めるための取組みとして、ボーリング探査法、高密度 電気探査法、地震探査法、3 次元レーザー探査法等の 探査方法を用いて空洞の位置や幾何學(xué)形狀を明らかに した後に、3 次元レーザースキャナーと地中音響探知 機(jī)で巖盤の移動(dòng)や破壊狀況を常時(shí)監(jiān)視している。こう した取組みは露天掘鉱山が安全かつ迅速に秩序ある操 業(yè)を達(dá)成する上での保障となっている。 新技術(shù)・新方法・新設(shè)備の研究応用によって、閉鎖 の危機(jī)に瀕していた鉱山が活性化し、今や1 日當(dāng)たり の採掘量が30,000t 超の安全で先進(jìn)的な大型露天掘鉱 山に生まれ変わっている。 (2)選鉱・製錬・製品加工が急速に発展 安全かつ先進(jìn)的な大型露天掘鉱山の建設(shè)が、洛陽モ リブデンの飛躍的な成長の強(qiáng)固なベースになっている と同時(shí)に、選鉱・製錬・製品加工分野におけるイノベー ションによってグループ全體がめざましい発展を遂げ ている。2002 年、洛陽モリブデンはロシアの國家非 鉄金屬冶金設(shè)計(jì)研究院やアモイ・タングステン業(yè)、長 沙有色金屬設(shè)計(jì)院等と共同で試験を重ねた末、灰重 石回収技術(shù)の開発に成功した。灰重石の回収に関す る研究は全くゼロからスタートであったが、この技術(shù) によってそれまで毎年約8,000t の灰重石が“ずり”と なり回収されずにいた狀況を一変することとなった。 2003 年には米國EMCOR 社が開発したカラム浮選機(jī) によるモリブデン浮選技術(shù)を改良し、選鉱會(huì)社3 社に おける試験に合格し、それらの選鉱會(huì)社3 社と株式支 配している3 社に対し全面的に普及させていった。こ れにより年間電力消費(fèi)量が40%以上、労働力の1/3 が削減され、回収率が6 ポイントアップし、精鉱品位 が5.4 ポイント上昇、年間利益総額が數(shù)千萬元増額と なるという効果が上がり、中國のモリブデン選鉱技術(shù) に革命の嵐を巻き起こした。モリブデンの製錬過程で 排出される大量の有害ガスが環(huán)境を汚染するという周 知の難題については、研究員を科學(xué)研究所等に勉強(qiáng)に 行かせたり、著名な専門家を招いて現(xiàn)場で指導(dǎo)に當(dāng) たってもらったりする等の対策を講じている。こうし た研究分野の取組みを通じ、集塵脫硫技術(shù)によって環(huán) 境汚染問題が解決され、排ガスを回収・再利用するこ とで硫酸の生産が可能となり、企業(yè)に科學(xué)的発展観や 循環(huán)型経済を徹底させる上での一つのモデルを提供し ている。 ここ數(shù)年來、洛陽モリブデンでは6 か所の選鉱場で 全自動(dòng)化を進(jìn)め、モリブデン精鉱の品位を47%から 57%に向上させた。酸化モリブデンの品位もそれまで の51 ~ 57%から57 ~ 60%にアップし、主力製品が 內(nèi)外顧客の好評を博している。2006 年には洛陽高科 公司が年産160t の新プロセスによるモリブデン線生 産ラインの稼動(dòng)を開始している。新プロセスは超音波 オンライン加熱法と圧延加工法を用い、わずか4 分で 直徑50mm のモリブデン棒を直徑5.8mm のモリブデ ン線に加工することができる。これは世界でも初の試 みであると同時(shí)に、國內(nèi)にも大きな影響を與えたとい うことで河南省ハイテク技術(shù)企業(yè)に選出されている。 また、これら獨(dú)自のイノベーション以外に、海外から も積極的に先進(jìn)設(shè)備を?qū)毪筏皮い搿%攻ΕЗ`デン 製破砕設(shè)備の導(dǎo)入でモリブデン原鉱の処理量が60% アップし、年間利益額が3,000 萬元増えた。特に萬t 級及び5,000t 級の選鉱プラントの建設(shè)に當(dāng)たっては、 世界トップクラスのモリブデン選鉱所を建造するとい う目標(biāo)を掲げ、米國、ドイツ、スウェーデン等の先進(jìn) 的な浮選機(jī)やシックナーを?qū)毪筏皮い搿¥长欷椁稳?BR>組みにより、グループ傘下の選鉱所の環(huán)境、省エネ、 増産、品質(zhì)が、國內(nèi)モリブデン業(yè)界の先端レベルにま で引上げられている。 また、イノベーションによって原鉱・精鉱・尾鉱の オンラインによる品位測定が可能になり、これにより 作業(yè)工程が大幅に安定し、エネルギー消費(fèi)量も削減で きるようになった。作業(yè)員の労働強(qiáng)度や作業(yè)環(huán)境も改 善され、処理効率、実収率、製品品質(zhì)が大きく向上し た。2003 年から2007 年までの5 年間のグループの販 売収入総額は181.83 億元、利益総額は70.97 億元、輸 出による外貨創(chuàng)出総額は640 百萬US $、納稅総額は 44.7 億元に上った。まさに跳躍的飛躍を遂げたと言う (688) 2009.1 金屬資源レポート103 海外情報(bào)紹介中國タングステン・モリブデンフォーラム にふさわしく、中國モリブデン業(yè)界のリーダーとして 世界の同業(yè)者の注目を集めている。イノベーションに よって洛陽モリブデングループは今まさに世界トップ レベルの鉱業(yè)グループへの道を歩んでいる。 Ⅱ-4-3. 省エネルギー・汚染物排出量削減で安定成長 の道を 洛陽モリブデンは企業(yè)の成長プロセスにおいて一貫 して科學(xué)的発展観を堅(jiān)持し、創(chuàng)造的な発想や特色ある マネジメント方法を以って企業(yè)イメージの向上と自己 研鑽の道を探ってきた。「人間中心、環(huán)境保護(hù)に配慮 した鉱山建設(shè)」というモットーの下で、環(huán)境保全型鉱 山や調(diào)和のとれた企業(yè)の創(chuàng)設(shè)に努め、「高効率、低エ ネルギー消費(fèi)、低汚染物排出」の持続可能な発展が可 能な工業(yè)化への道を歩み始めている。 (1) 環(huán)境にやさしい鉱山の建設(shè)し、調(diào)和のとれた企 業(yè)へ モリブデンとタングステン資源を節(jié)約し、最大限環(huán) 境を保護(hù)し、最高の利益を挙げることが洛陽モリブデ ンが存続し成長する上での根本となる。長年にわたっ て洛陽モリブデンは生産活動(dòng)において資源の再利用と いう原則に則り、省エネ・排出削減を進(jìn)め、循環(huán)型発 展を目指してきた。実際の企業(yè)活動(dòng)においては、節(jié)約 と開発、保護(hù)と拡張の両立を重んじる鉱山開発ビジョ ンに基づき、資源実収率と利用率を最大限高める努力 をしている。また、鉱山の壽命を延長するために、6 年間に8 億元弱の資金を投じて、露天掘の規(guī)模を6 倍 に拡張して坑內(nèi)掘を全面的に閉鎖した。露天掘鉱山の 建設(shè)という目標(biāo)を?qū)g現(xiàn)し、企業(yè)の持続的かつ調(diào)和的発 展に向けての條件を整えている。 洛陽モリブデンのトップは経済的な成長以外に、鉱 山の生態(tài)系保護(hù)にも大きな関心を寄せており、「金山 や銀山は必要だが、緑の山と清流も大切だ」という 思想を掲げて持続可能な発展の道を歩み始めている。 2005 年以降、「生態(tài)環(huán)境を護(hù)り、美しい自然を再生す る」という考え方から生態(tài)系の修復(fù)と環(huán)境美化に注力 し始めている。鉱山における水土保持及び土地再開墾 関連の國の規(guī)定に基づき、鉱山公園の建設(shè)のための全 體計(jì)畫を策定している。造園會(huì)社に設(shè)計(jì)を依頼し、鉱 山の生態(tài)環(huán)境保全事業(yè)に著手し、ヒマラヤスギ、タイ ワンネズミサシ、サルスベリ、ニセアカシアヒレリ等 の10 余りの山岳地に適した鑑賞用樹種合計(jì)50 萬株余 りを植栽し、植栽面積は57 萬m2 に上る。公園內(nèi)で は喬木と潅木が混在し、花々と緑の木々が美しい景観 を織りなしている。こうした取組みは先進(jìn)的かつ調(diào)和 のとれた鉱山を建設(shè)し、企業(yè)の持続可能な発展を?qū)g現(xiàn) する上で大きな意義を持つものだと言えよう。 (2)クリーン生産を?qū)g現(xiàn)し、節(jié)約型企業(yè)を目指す 洛陽モリブデンは生産の全過程においてクリーン生 産を?qū)g現(xiàn)し、節(jié)約型企業(yè)を目指して積極的に以下のよ うな努力を続けている。 ① プロセスフローと持ち場ごとの作業(yè)內(nèi)容を厳密に定 め、省エネと廃棄物の再利用を進(jìn)め、資源の無駄使 いを根絶することで、生産コストを抑え、利益を向 上させる。 ② 省エネ技術(shù)の研究と応用に力を入れ、グループ全體 に省エネ技術(shù)を浸透させる。選鉱企業(yè)が全工程を自 動(dòng)制御化し、年間10%以上の節(jié)電を?qū)g現(xiàn)し、製品 実収率を85%以上にアップした。また、全ての大 型電機(jī)にコンバータを付け、年間電力消費(fèi)量を300 萬kWh 削減した。新設(shè)の1 日當(dāng)たり処理量が5,000t 級の選鉱所で世界最先端技術(shù)を用いた自吸式浮選機(jī) を?qū)毪贰⒛觊gの電力消費(fèi)を15%カットした他、従 來の乾燥技術(shù)の替わりに蒸気乾燥機(jī)を採用すること で年間石炭消費(fèi)量を60%以上削減した。 ③ 工業(yè)排水や採掘・選鉱時(shí)の固形廃棄物に対し「資源 化・無公害化・減量化」処理を施し、世界トップク ラスの尾鉱シッキング技術(shù)の導(dǎo)入によってプラント 內(nèi)の水の再利用を?qū)g現(xiàn)させた。再利用率が92%に 達(dá)し、年間で汚水排出量を3,564 萬t 削減し、汚水 排出ゼロがほぼ達(dá)成されている。また、破砕裝置に は除塵機(jī)を付けることで、年間粉塵排出量を1,000t 削減した。さらに選鉱の際に使う薬剤による周辺環(huán) 境への影響を低減するために、抑制剤として従來 使っていた劇薬のシアン化ナトリウムを汚染の少な いメルカプト酢酸ナトリウムに切り替えた。グルー プ傘下の製錬企業(yè)は2,580 萬元を投じて「回転窯に よるモリブデン精鉱焙焼時(shí)の排煙を利用した硫酸製 造技術(shù)」によって年間6,500t の二酸化イオウの排出 量削減が可能となり、全國のモリブデン製錬企業(yè)の 中で唯一汚染排出量が國の基準(zhǔn)を満たしている製錬 企業(yè)になっている。現(xiàn)在建設(shè)中の年産4 萬t 規(guī)模の モリブデン転換裝置は、世界有數(shù)野モリブデンメー カーである米國Phelps Dodge(現(xiàn)FCX)との共同 建設(shè)による大型のモリブデン製錬裝置であり、それ には現(xiàn)目下世界最先端レベルの省エネ・エコタイプ の高効率多胴型ボイラーを用いた焼結(jié)技術(shù)が採用さ れ、大気汚染物質(zhì)の排出をゼロに近づけ、「環(huán)境配 慮型のモリブデン産業(yè)」を確立している。 製錬時(shí)の汚染排出基準(zhǔn)をクリアすると同時(shí)に、製錬 技術(shù)の改良とバージョンアップも進(jìn)めている。獨(dú)自に 開発した「內(nèi)熱式回転爐」による製錬技術(shù)と「モリブ デン精鉱の回転式フラッシュ蒸著直燃式焙焼設(shè)備及び プロセス」によって焙焼・製錬能力が従來の2.5 倍アッ プし、年間焙焼能力が20,000t に、製錬能力が12,000t にそれぞれ伸び、中國最大のモリブデン製錬裝置に なっている。 Ⅱ-4-4. 今後の発展戦略 高みに立って初めて遠(yuǎn)くが見渡せるものである。省 及び市の全體的な手配や上場後の投資家への誓約內(nèi)容 を自社の成長方針の中に取込み、2008 年度及び今後5 年間の全體目標(biāo)を以下のように定めている。 (689) 104 2009.1 金屬資源レポート 中國タングステン・モリブデンフォーラム海外情報(bào)紹介 ① 早急に生産経営型企業(yè)から資本運(yùn)用型企業(yè)への転換 を図る。利益の拡大のみを追求する成長パターンか ら、利益と生産額の両方を拡大させる方向へとシフ トする。従來の単一的なモリブデン・タングステン 産業(yè)から多様な金屬分野に発展していく。 ② モリブデンを主に、タングステンと貴金屬を両翼と し、技術(shù)革新の道を歩み、環(huán)境にやさしい鉱山を建 設(shè)し、國內(nèi)外の市場シェアを高め、洛陽モリブデン 集団を世界トップレベルの特殊金屬と貴金屬鉱業(yè)グ ループに育てていく。 ③ 2008 年度の販売収入目標(biāo)は100 億元以上、2010 年 には150 億元以上、2012 年には300 億元以上にまで 増やす。洛陽モリブデンを優(yōu)位性が顕著、特色が鮮 明、技術(shù)力のある、高収益、低資源消費(fèi)、低汚染の、 人的資源を十分に活用し、人と自然の共生を目指す 工業(yè)分野における新型企業(yè)を目指す。 こうした成長目標(biāo)に沿って先進(jìn)的な企業(yè)マネジメン ト制度の充実を図り、マネジメント方法の改善が利益 の向上に結(jié)びつくように努める。企業(yè)管理レベルの向 上を目指し、常に生産コストの削減に努め、企業(yè)リス クに対する抵抗力を高めていく。一方で情勢に機(jī)敏に 対応し、鉱物資源の大企業(yè)グループへの集約化を図る 國の優(yōu)遇政策を活用しつつ、その良好な融資環(huán)境を活 かして資本運(yùn)用面を強(qiáng)化し、成長パターンを転換して いく。対外協(xié)力を強(qiáng)化し、戦略的協(xié)力パートナーとの 連攜を強(qiáng)め、連合・合併・株式支配等の方法を通じて 資源の統(tǒng)合に注力し、低コストの成長を?qū)g現(xiàn)する。全 國範(fàn)囲で統(tǒng)合の対象を求め、金・銀・インジウム・チ タン等の希少金屬資源を扱う企業(yè)の買収を進(jìn)め、企業(yè) が持続的かつ健全に発展していくために十分な資源を 確保する。國內(nèi)の資源統(tǒng)合を早急に進(jìn)めつつ、世界に も目を向け、海外へ広く門戸を開く姿勢を堅(jiān)持しなが ら國際化の道を歩む。「走出去(海外進(jìn)出)」戦略を積 極的に推し進(jìn)め、國際的な一流興業(yè)グループを目指す。
免責(zé)事項(xiàng):本ホームページに掲載されている事項(xiàng)は情報(bào)提供を目的とするものであり、投資勧誘を目的としているものではありません。掲載內(nèi)容には細(xì)心の注意を払っておりますが、掲載された內(nèi)容に基づいて被った損害については、當(dāng)社は一切の責(zé)任を負(fù)いかねます。 中鎢在線采集制作.
|